BOKU-to-TekuTekuまちみてマップ

「墨東まち見世」アートプラットフォームでは《BOKU-to-TekuTekuまちみてマップ》を作っています。墨東エリアのアートスポットの数々をご紹介するマップに記載されたスポットをGooglemap上にマッピングしました。墨東エリアのまちあるきにぜひ活用ください。

墨東エリアについて

東は隅田川、西は荒川、そして南は北十間川に囲まれた、東京都の下町・墨田区の北半分を占める大きな三角形のエリア。しばしば向島と称されるこの地域を、このサイトでは「墨東(ぼくとう)エリア」と呼んでいます。2012年の東京スカイツリーの開業や、京成・東武曳舟駅周辺の再開発などを契機に、暮らしやすさや都心へのアクセスの良さが見直され、近年広く注目を集めるようになっているエリアです。

墨東エリアは、旧くは江戸時代に文人墨客の遊ぶ風光明媚な郊外地として、また近代になってからは幸田露伴、永井荷風といった文士らにゆかりの地としても知られています。季節の風物詩である隅田川沿いの桜や花火大会、江戸の庶民文化を今に伝える「隅田川七福神めぐり」や「向島百花園」など、様々な歴史や記憶が色濃く残る地域です。

墨東エリアはまた、日本有数の「路地のまち」としても良く知られています。迷路のように入り組んだ路地と、住宅、商店、町工場が立ち並ぶ木造密集市街地は、この地域でしか見ることができない個性的な光景です。確かに都市計画や防災面で、たくさんのウィークポイントを抱えているのは事実ですが、路地のまちには、隣近所と親しく挨拶を交わし合うようなコミュニティーが今でも豊かに息づいています。